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2026年のナナフシギ

涼しいというよりは少し肌寒い夜が続く。朝からヒグラシの合唱。日中動いていても汗が滴ることはない。十年前ならお盆を境に秋の気配を感じて、出穂の遅い田んぼにヤキモキさせられたものだが、今年はそんな感じ。

ヤキモキと関係あるのかどうかは知らないが、ナナフシ、正式にはナナフシモドキと呼ぶらしい昆虫がいる。そして今年はこいつらが大量に居る。

玄関、庭木は当然の事、畑でピーマンに絡んだ枯れ草を摘めばナナフシ、風呂場の床のゴミを拾えばナナフシ、頭に木の葉でも降りかかったかと思えばナナフシ。今日晩飯の後でゴロゴロしていたら腕に這い登ってきた。

右側の脚が二本無いのは猫が取っちゃったのだろう。

明科の知人も今年はナナフシが多いと言っていた。近所の山の遊歩道に、踏まずに歩くのが不可能なくらい大発生していたそうだ。驚いて引き返したのか、それとも踏んで歩いたのかは聞かなかった。

それにしても君たちは何を食べてこんなに増えたのかね。

消えゆく人類の気配?

祈れ、奢れし者(俺)よ

原因が分からないままこのブログにログイン出来なくなり、入り口を色々変えて試した結果、原因が分からないまま今できた。投稿できるかどうかは分からない。技術は使えて当たり前、と思っていると時々天罰が下る。

おかげで田んぼは草だらけになっちまったよ!いやいや、私が悪うございました!

私が悪うございました、という文言は、幼い私が何か悪い事をしたと母が判定を下した時に唱えさせられた呪文である。詠唱が終わると往復ビンタを喰らわされる事になっていたので、この呪文を唱える私の声は消え入るように震えていた。言い訳なのかどうかは知らない、自分は義父から酷い暴力を受けて育ったのだ、という言葉が母の口からヌルヌル溢れ出すのを何度も見た。軽く言ってしまうが、親子関係という無限継承を自分の代で断ち切ろうと思った理由がこれだ。軽くならねえな。

30℃超えの日が続く。2011年の移住当初、30℃を超えたらもう死ぬと思っていた程、当地の夏は涼しかった。田んぼが冷害でヤラれたのも昔話。35℃でも意外と死なないものだと思う今日この頃。死にそうではある。

今年は雨が降らない。ナスが数本枯れかかっている。30本植えたセロリは1本残して消えた。キュウリは比較的水をくれやすい場所で無事。

NO場の写真を探したんだけど最近のはこれしかない。「入れて〜(あぐにゃ)」

雨が降らないのは麦干しには都合がいい。午後、麦の脱穀が終わったら雨乞いの踊りでもしようか。

田植えとのなれそめというか片想いについて

肌寒い朝、昼前から雨が降り出し、日付けが変わろうとする今も止まない。

ここ日本では、農業といえば誰もが田植えを思い浮かべる。ただ農家といえば田んぼを作る人。そうでなければ園芸農家とか果樹農家とか、分派扱いされる。たぶん。NO家の俺ですら就NO初年から田んぼに足を踏み入れた。それも田んぼの中の田んぼ、姨捨の棚田。初心者向けに、田植えするばかりにお膳立てされた十坪くらいの小さい田んぼはしかし、田植えした後の草取りを怠けて管理人から出禁を喰らい、米はひと粒も手に入らなかった。姨捨を世話してくれた人が憐れんで、翌年、隣村のやはり十坪くらいの田んぼを貸してくれたが、真夏の真昼以外は日陰で水も冷たく、いもちで壊滅状態だった。隣村の別の農家がそれを憐れんで、こちらに気を使わせないようにか、鶏の餌にしようおもてたんやけど、と言って古々米をくれた。暗く湿気った倉庫から引っ張り出した籾はカビ臭く、精米しても少し匂いが残った。都会にいたら多分捨てていたに違いない米を我が家では毎日、臥薪嘗胆、ガシンショウタンと唱えながら噛みしめ、来年は必ず米を穫る、と誓ったのであった。

今、NO業が面白い!

今日のブハンカ。シコクビエ25%、市販小麦粉75%、塩10g、水分60bp+。種が弱いので48時間発酵。シコクビエは愛知フーズ。猫はあぐにゃ。

朝は氷点下5°C。先週末、季節外れの暖かさを経験してしまったせいで季節外れの寒さのように感じてしまうが、いつもの二月の寒さ。暑いくらいの日差しにうっかりほころんでいた福寿草も、間違いに気付いて花弁を閉じる。それでも日中晴れる日が多いので、寒さに気持ちが圧し潰される事は少ない。

日本三大種苗店のひとつ、松本のつる新種苗からトマトとピーマン、パプリカ(浜クロピー)、トウガラシの種が届いた。よく見えないけど猫はだあだ。ここ数年、トマトは自生えのほうが良く生る。発芽は二ヶ月も早いのに、定植して活着する間に追い付かれるのである。自然、種採りが疎かになる。昨年は暑くてハラペーニョがたくさん出来た。今年は更なる暑さを予想して、ハバネロに挑む。

NO業が一番楽しいのは、夏の畑にあれこれ思いを馳せてワクワクする、この時節かも知れない。

宇宙の温度に晒される

今日のブハンカ。ライ麦挽くタイミング逃し続けててライサワー種がジワジワ市販強力粉種に置き換わりつつある。サワー種100g、市販小麦粉300g、シコクビエ粉50g、塩10g粗糖小匙1。水BP60。

朝は0度で暖かい1日かと思いきや、昼前から冷たい風が吹いて体感温度はいつもより低い。

太陽光も冷気も遮るものがなくなってじかに襲ってくる感じ。暑さ寒さを手元で小賢しく調整しようと色んなモノ作って工場だらけにした結果、遮る物であったオゾン層は文字通り霧消した。地球は身ぐるみ剥がされて宇宙の温度に直接晒されている今日この頃。

暗い季節の底から

文末に今日のブハンカの画像を入れたつもりが頭に。保温なしで36時間発酵。

曇り時々晴れ ー8/6℃

ボンヤリしてたら死んでしまうような寒い朝。寒くてぼんやりも出来ないが。カバーを忘れた軽トラのガラスが美しい氷の結晶で覆われて、削り取るのが惜しかった。

PHPが古くてWordPressのアップデートが出来なくなる、という警告が続いていたと思ったら、今日は入力がおかしい。

明日からは日の出が早くなる。日の巡りが改まる。天動説でいいか、という気になる。もう少し寒さに耐えれば、春が来る。

暦の上では2026年

曇りのち晴れ  ー5℃ /最高気温見忘れ

グレゴリオ暦1月1日に年々関与が無くなる。食卓を含めて新年の行事とは全く没交渉。日の出の時刻が反転する7日までは年が改まったとは言えないのだが、せめて2026年の日誌を記し始めよう。

疲れたり面倒くさかったりする仕事は山ほどあるが、そういう時だけ正月を言い訳にサボる。枯草を集めて焚くのがせいぜい。枯草がどっさりあったのでそれなりに大仕事ではあった。

雪の無い正月が当たり前になるのか、ヤギの世話をする分には助かるが、物足りなさを感じざるを得ない。

国境なき医師団、パレスチナ子どものキャンペーン等のガザでの活動が、今日から禁止されたようだ。封鎖を破れるのは国連軍だけだが、国連がワシントンとイスラエルの意に添わぬ「行動」を取ったことがあるか。

合州国が最大の拠出者(最大の搾取者が上がりをほんの少し還元する)だから、が言い訳ならば、そんな腐った財布を当てにするのはやめて、新しい国際組織を創るがよかろう。露中が戦勝国クラブの既得権益を返上できるか。日独がまとまって脱·米占領に踏み切れるか。

陰謀論または陰謀暴露論者によればその場合、直ちに滅ぼされる事になっているらしい。米軍による占領状態を何とかしなくてはいけない。先ず。

 

秋雨に物思うころ

秋雨に物思うとや目を伏せて
君のまつ毛は長くなりなむ 

年齢と共に長くなるのはむしろ眉毛の方で、逆さ眉毛が目に入りそうな今日此頃はカラカラの夏の後のシケシケの秋。麦畑を起こすタイミングを失いっぱなし。

初夏からつい最近まで暑い暑いと言って畑の生りが悪いのはみんな異常気象の所為にしてもうしょうがねーじゃんかと開き直っていたが盆過ぎからナスもピーマンも自給用には間に合う程度出来たしカボチャも美味い。トマトは苗を立てたものは全滅、自生え株が頑張ってくれて助かった。豆は昨年に続いて不作、ジャガイモなどは種イモと収穫がほぼ同じ(KYOKOさんのおイモはまあまあ穫れて朝食は毎日黒パンとジャガイモ)、の中で、米はよく穫れた。

稲刈りは9月21~24日、脱穀が10月10日。糯とアキタコマチはもう1週間早く刈ってもよかったが、関西の酒米中生新千本が当地では晩生で足を引っ張った。刈取りも3日遅い(もう4〜5日待ってもよかった)。同じ田んぼに3種類は実験農場ならでは或いは酔狂であった。実験農場といえば、中学校の地図帳の北海道には「パイロットファーム」とか「てんさい」という地名がいっぱいあって少年の心に憧れを掻き立てたものである。

さて収穫は推定160kg。新千本は40kg、100gの籾からよく育ってくれた。一本植ならもう少し穫れたかも、とは今だから言える。植える時は、育たなかったらどうしようと、つい多めに苗を抓み取るのである。

早く食べてみたい。

この頃ミツバチが

32℃。暑いが湿度は低く、日陰にいればどうということはない。ただ、直射日光を避けていては仕事にならないので、どうということはあるのだ。

この頃ミツバチがヤギの鉱塩を舐めに集まって来る。ついでにおしっこが染み込んだ地面やウンコにもたかっている。

その現場から直線距離で200m位のところに蜂屋さんの巣箱が置いてある。西洋ミツバチ。一方、私は山の中にマーキングする場所を決めてあるのだが、そこには腰が黒っぽい日本ミツバチが集まってくる。暑くて塩分が欲しいのかも知れない。

巣箱からはハチミツを採るんだろうけど、塩やウンコの風味は残るのだろうか。瓶詰めされた製品に何処かで出会ったら、私はそれを買うだろうと思う。