涼しいというよりは少し肌寒い夜が続く。朝からヒグラシの合唱。日中動いていても汗が滴ることはない。十年前ならお盆を境に秋の気配を感じて、出穂の遅い田んぼにヤキモキさせられたものだが、今年はそんな感じ。
ヤキモキと関係あるのかどうかは知らないが、ナナフシ、正式にはナナフシモドキと呼ぶらしい昆虫がいる。そして今年はこいつらが大量に居る。
玄関、庭木は当然の事、畑でピーマンに絡んだ枯れ草を摘めばナナフシ、風呂場の床のゴミを拾えばナナフシ、頭に木の葉でも降りかかったかと思えばナナフシ。今日晩飯の後でゴロゴロしていたら腕に這い登ってきた。

右側の脚が二本無いのは猫が取っちゃったのだろう。
明科の知人も今年はナナフシが多いと言っていた。近所の山の遊歩道に、踏まずに歩くのが不可能なくらい大発生していたそうだ。驚いて引き返したのか、それとも踏んで歩いたのかは聞かなかった。
それにしても君たちは何を食べてこんなに増えたのかね。
消えゆく人類の気配?






