恵みの雨

朝晩やや冷えるようになり、長袖長ズボンで過ごすことが増えた。

9月を半袖で乗り切った今年はやはり例年になく暑かった。雨も台風の影響も殆ど無いし今のところ。

午前中はギリシャ歌謡を聴きながら栗の鬼皮むき。今年は虫がいっぱい。マルガリータゾルバラからのYouTubeセレクトギリシャ歌謡ミックスリストに何故かエストニア歌曲が混ざる。

昨日稲の脱穀が無事済んだ。途中脱穀機がエンストしたけど(3年ばかり、エンスト無しで作業が終わった例がない)。

あきたこまち150kg、朝紫15kg。希望推定値。面積当たりの収量は普通の人々の半分くらい。田んぼにかける作業時間はこちらが10倍ではすまないだろうに。いやいや、金や数字に囚われてはいけない。自給自足。稲藁も充分確保した。

冬の間のヤギ小屋の敷草になり、廐堆肥になる。米穫れた! というより、藁穫れた! という安堵感が大きい。脱穀後、雨に濡れずに全量回収できたのがことのほかうれしい。無農薬藁で納豆作ろうかな♪

脱穀が済むまではポツポツ降る小雨にもソワソワ、藁の片付けまで済んでしまえば今度はキノコのために一雨ほしい。

夜、いい塩梅に雨が降り出して朝まで降った。祈りたいような気持ちになった。

なにしろこの頃、祈るしかないことが多い。