昨日、9月18日、稲刈りが無事済んだ。いつもより1週間程早い。ウサギの食害対策で落水前日まで深水にしていたのと、セレブなお宅の絨毯のように生い茂った田の草のおかげでなかなか水が抜けなくて焦った。水路にも田んぼにもアカハライモリなどがうようよいて強引な作業を許さない。
水が抜けかけた水路に、黄色い胴体に脇毛を生やしたような見慣れないトンボが孤立出産(産卵)する。ツガイの産卵ではない。一回り小さいシオカラトンボが上からのしかかるように邪魔をするが、せいぜいトンボにたかられた(実話)程度にしか感じないらしく、相手にもせず悠々と産み終えて飛び去った。こうして外来種が増えてゆくのだろう。落水から10日あまりで何とか潜らずに歩ける程度になった。環境大改変。生き物のみなにはさだめて迷惑な事であったろうと、昭和天皇並みに反省申し上げた。してないってことか。いや、俺はしてるけど。
バインダーで刈り取っているときは、手応え上々だった。やっぱり暑いとこの植物なんだよな、猛暑上等! とか9月も半ば過ぎだってのに30℃超えの異常な暑さに汗ダラダラで豊作の予感に頭クラクラ、ハゼに掛けてみると例年とほぼ同じ収量が予想されるのでありました。
庭の片隅に、雑草に埋もれて彼岸花が咲いていた。ツルゲーネフの田舎の貴婦人みたいに。