朝、玄関の引き戸を開けるとひんやりと涼しい。涼しいというのは低温の肯定表現だから、実感でいうと寒い。寒いのだけど、数日前まで暑かったので寒いわけないと言いたい気分が涼しい、を選ばせる。
そろそろ本気で薪割りしないといけない。ほんとは春先から隙を見てコツコツパッカンパッカンやっておかないといけない。こりゃ間に合わねーな。
相変わらず本降りの雨はない。キノコも全く出ない。稲刈りの数日後、夜間にいつもより長めの雨が降ったので裏山に入ってみた。しっとり濡れた落ち葉をめくったらすぐ下はサラサラに乾いていた。
ニンジン畑に連日水を運ぶという稀有な経験もした。旱魃に耐えてこの頃やっと展開してきた貴重な葉っぱを食べるアゲハの子どもたち。手の上でウンコ。
ヨトウムシなどは即殺するのに内なるレイシズムやらルッキズムが駆動されてこいつらは奥山放虫。はらぺこあおむしは何でも食べるが、通常、アオムシは孵化したとき最初に食べた草以外は食べないそうだ。山の中でニンジン見つけられるといいね! (ねーよ)