10月26日 晴れ 0/21℃
今年初の氷点。温度計が日中陽のあたる郵便受けに貼り付けてあるので、最高気温は高めに測定されていると思われる。世界天気というものを見ると、ここ数日に限って言えば、キエフよりもベルリンよりも麻績村は寒い。異常な寒さ、と感じるけれど、昨日もパプリカが採れたり、低温だけが異常ということもない。紅葉もまだこれから。
異常なのは人間の世界。昔から人間界は狂っているが、現代においては、狂っていることを自覚しながら尚、狂うことをやめようとしない(クルッテないと儲からないから)。狂う、という字には獣偏より人偏がふさわしかろう。
実際はとてつもなく恐ろしい話だが、傍から(と思いこんで)見ていると白けるばかりの核疑惑のなすり合い。当たり前に考えると、「広島、長崎の市街地に核爆弾を落としたのは正しい判断だった」と言って、反省も謝罪もしないアメリカ合州国は、また核兵器に手を出す蓋然性が高い。ハードルはとても低い。
とても低いところを、毎日軍用機、つまり殺人用に設計された飛行機が飛ぶ。訓練飛行か。あれは公務員が、税金を使って人を殺す練習をしているのだ。