はいはいで抗え資本主義その1 

2020年5月20日 曇りのち晴れ 気温不詳、昼間は意外に暑かった。ブヨ比較的少なし。蚊は多い。ブンブン。

ゆうべの大雨でさぞかしあちこちグチャグチャだろうと思いきや、昨日までの乾燥続きのお蔭で全然ヘイチャラ。しっかり地面に吸収されてる。ごぼうの種まいた夜には特にいい雨だった。ごぼう、今まで2回、播いたことあるけど、発芽率がものすごく低く、双葉以上に成長したものはゼロ。ゼロは勘弁してほしいが、オカヒジキなんか過去3回播いて発芽もゼロだ。死ぬまでにはもう一度チャレンジしてみたい。

死ぬまでになんてこともおいそれとは口に出しづらい今日この頃。死について考えもしない人の方が、死をタブー扱いするみたいだけど。考えるのがこわい?俺は怖いよ。たまに。

コロナウィルスのせいで日本でも10万人に1人くらい死んでしまうという、怖いのか怖くないのかよくわからない状況になってきた。怖くない人たちは早く元通りに働きたがっている(または働かせたがっている)。その仕事が世の中のために必要かどうかは問題にならない。職業に貴賎なし(じゃ何になら貴賎があるんだ)。およそ全ての職業は無駄であると、「パパラギ」は喝破する。

体調が悪い時は休む。休んだ人をとやかく言わない。そういう世の中にならないと、パンデミック時代に仲良くやっていくのはむずかしい。あと人口密度。あとCONTRA CAPITAL! 株屋じゃないよ!

「すみません、今日体調が悪いから休みたいんですけど、、、」
「バーロー、這ってでも来い!」

仕方ない、這ったよ。台所から這い始めたんだけど、玄関のドアを開けて道路に出るまでが一苦労だった。家の中に比べれば道の段差の方がよほどバリアフリーだね。しかし膝が痛いな。人生に於ける移動がハイハイから始まったなんて信じられない。その頃の事は覚えちゃいないんだけど。おっと靴を履き忘れた。這ってんだから靴は要らないか。衛生的にはどうなんだろ。足の指に下駄の鼻緒を挟んで歩く国民に衛生学は要らぬことぞってどこで聞いたんだっけ。

どこだっけ、マリア・ウラジミロヴナ?

あたしはここよ。

この子たちも生まれたては這ってたけど、ものの数分で歩き始めた。這っても歩いても四本足(荻原井泉水)。

つづく。

ソーシャルディスタンスの日々

2020年5月10日 曇ったり晴れたり 10/25℃

夜中に少し雨が降ったが、木の下などは濡れていない程度。蒸し暑さも感じない。虫はやや多い。ヤギにたかりに来るのだろう、すごく寒くない季節は吸血昆虫、吸血節足動物が活動する。ブヨは春先から晩秋まで活躍して鬱陶しい。目の周りに集まるので、眉間のしわが深くなる。ハイジのお爺さんが怖い顔をしているのも同じ理由だろう。テレビアニメの「アルプスの少女ハイジ」では、お爺さんは「おんじ」と呼ばれる。日本でも、分家も結婚もせずに家業を手伝う次男以下をおじ、とかおんじ、と呼ぶ風習がある、と宮本常一が書いていたような気がする。岐阜白川郷の例だったか。

子ヤギちゃんが連れてくる虫なら顔もほころぶ。

一番大きいミーチャがおっぱいをどんどん吸ってしまうので、マリアと忠相には哺乳瓶で与える。

今日も生き物係さん以外誰とも会わないソーシャルディスタンス。いつもと変わらない日々。

子ヤギ走る!

2020年5月5日 晴れ 10/22℃

先週は動きもたどたどしく「ヤギの赤ちゃん」だったのが、生後17日で「小さいヤギ」になった。動きの切れは大人をしのぐ。