2018年6月17日(日) 気温、寒い
早朝は長袖シャツにウィンドブレイカを羽織ってもまだ寒い。ヤギにたかる蚊、ブヨの類はやや少ない。それでも搾乳中は蚊取り線香が欠かせない。吸血昆虫に対して効いているのかいないのかはよく分からない。一番ダメージを受けているのは俺だろうと思う。
今年の田植え、ここまでのメモ
3/30 温湯消毒
4/18,19 籾播き。みのる式ポット。粳、あきたこまち18枚。糯、ヒメノモチ3枚、朝紫1枚。朝紫は、『現代農業』の記事に触発されて超密播き。
4/21 苗代作り。
4/22 苗箱並べ。超密播きの朝紫が異形。背景の下の畑は南部小麦。
昨年の、いつまでもこなれないゴロ土に懲りて春起こしは歩行式トラクタで2回。マツバイは代掻きで抑えるという話を聞いて、代掻きの為に中古の小型歩行式トラクタと代掻き用パーツを導入した(年々益々堕落する)。
5/31 田植え2日前に代掻き。根を張った雑草は抜けずに所々残ってしまった。高低差は5cmくらい。代掻きの翌日、田んぼの脇を通りかかったおじさんに、うまい事平らにならない、と話したら、「わたしらは代掻きしたらすぐに4メートルばかの丸太を、代掻きしたのと直角の方向に引っ張って歩くがね。角材だっていいさ。持って来てやろうか?ああ、今からやったじゃ長靴の跡が付いちまうな。なにしろ、代掻いたらすぐにやらなきゃダメなんですよ。ハッハ-。」と高笑いして去って行った。このおじさんは話の最後に必ずハッハ-と笑い、それがホッホ-のようにも聞こえるので、我が家では彼をホーホーおじさんと呼んでいる。
6/2-7 田植えは雨で1日休んで延べ5日かかった。それでも我が家の最短記録。条間32×株間22㎝。植え条の目安にと竹で定規を作ったが、軽く湾曲していて、これが株間を乱す原因となった。
農休みもなく、5日後から草取り。田押し車が20㎝巾なので、株間もギリギリ通せるだろうと思ったのだが、実際に植える時には必ずズレるので、狭い所ではなぎ倒してしまう。なぎ倒すくらいでいい、と言う人もある。俺はなぎ倒したくないので株間は手で取ることにする。端から端までやると1週間くらいかかる。1週間経つと、始めに手を付けたところにはもう草の芽がびっしり顔を出している。草取りは7月半ば頃、諦めるまで延々と続く。取り切れるという事は絶対にない。取り切れなくても、抑えられればそれでいい。これまでのところ、抑えられた例はない。