2016年10月1日(土)曇り 寒い/寒い℃
晴れない。
村人も口をそろえてこんなことは初めてだと言う。気の早い人、用心深く台風13号の前に稲刈りをした田んぼでは、はぜ掛けされた稲束がその後の雨続きで脱穀できないままじっと耐えている。農家もじっと耐えている。内心はどうあれ、苛立ちを口にする人はいない。
9/25から始めた我が家の稲刈りは、28日に終わった。午前中にはぜ掛けが済んで家に戻った直後、土砂降りの雨。タイミングが良かったのか、悪かったのかは判らない。
ヤギ導入のドタバタで草取りに手が回らず、稲を刈った後の田んぼは草原のよう。そこは責任持ってヤギに食べてもらおう。悪天候続きの憂鬱が生き物係さんの背中にあらわれている。
今年は近年になく豊作の予感(希望)があってはぜ棒を多めに立ててみたが、結果はこの通り。今年もすっきりした稲刈り後の風景。自家採種のササニシキと、筑北の有機農家内山さん、浪野さんから頂いたコシヒカリ。奥の2本、ササニシキは面積では3分の2くらいあったが、稲束の量はコシヒカリと変わらない。
その後も晴れない。
玉葱の苗がしおれたように徒長する。裂果が少ないとの触れ込みのトマトもさすがに片端から割れてしまう。もう少し、ヤギの冬越しの乾草作りができると思っていたが、さてどうなるか。