常態化した異常気象

5月31日 晴れ 13/24℃

昨日までの猛暑旱魃が一休み、時折肌寒いくらいの一日。相変わらず雨は降らないから畑はカラカラ、植えつけたもの、芽を出したものには水を与えないという原則は通用しない。乾燥防止の刈敷マルチの下には黄色や黒の3~5㎜の虫が集まってくる。うちではこいつらを憎しみを込めてウジウジ君と呼んでいる。朝日の遅い我が家の中でも特に朝日が当たるのが遅い東側の畑に多発する傾向がある。東側に沢と杉木立があるから、その辺も関係あるかもしれない。東側には生き物係りさんが好んで畑を作っているので、玉ねぎや豆類の芽がさんざん食われている。東側の畑はまた、道路からもよく見えるので、生き物係さんが働いている姿はたまに目撃される。男の方は何だか、奥の方の草むらでブラブラしてると思われているかも知れない。草むらの中によく見れば畑があるのだ。全然ブラブラしていないということもないが。

今年は隣村の本物の農家の浪野さん(コッレヴェルデ自然農園)から、鉢上げする前のナス科の苗を沢山いただいたので、何となく安心して種まきが遅れ気味。データというものを残さないので遅れているのかどうかも本当はよくわからない。今年こそ農作業日誌を残そうと思ったブログもあんまり書けない。ノートにさっと書く方が確実だし性に合っているが、それは生き物係さんがやっている。見せてもらっていないが、たぶん俺の作業は記録してないだろう。今、ちょっと覗いてみたらやっぱり無かった。

昨年12月25日に、ミツバチにとても悪いネオニコチノイド系農薬の食品残留基準が大幅緩和されるというニュース記事を紹介した。今月19日から施行されているのだが、それに関するマスコミの報道は見つけることが出来なかった。Webでは<有機農業ニュースクリップ>と<オルタナ>が伝えている。この施行の少し前に、ネオニコ系農薬製造元の住友化学の業績の好調ぶりを伝えるニュースはしばしば目に付いた。農薬の話題抜きで。

明日は田んぼの苗取り、田植え週間の幕開けだ。