4月16日(木) 晴れ 2.5/22.5℃
ミツバチの群れの消滅が間違いないようなので、遺産を受け取ることにする。ありがとう、君たちのことは忘れないよ。
巣は、15㎝の重箱2段分を満たしていた。まず、ピアノ線で重箱の重ね目を切り離す。下段に落下防止の十字棒がないから、切れる傍からドサドサ落ちる。すごい量だ。上蓋を剥がすと上段の巣もドサドサ落ちて、用意した45㎝のボウル山盛りでも入りきらない。
蜜を集めるのに台所の鍋、ボウル、ザルを全部使っても足りないので、蒸し器も使う。圧搾や遠心分離を使わない、自然に流れ落ちるのを待つやり方で、「垂れ蜜」と言って、巷では大変な高値で取引されるらしい。そもそも巷ではほとんど見かけないけど。
作業してると手がベタベタになる。拭いたり洗ったりすればもったいないから舐めてみる。甘い!が、甘いだけじゃない。ちょっぴり酸味がある。市販の蜂蜜とは別の食べ物、というか、ステージが違う!あんまりおいしいから、ついスピリチュアルな言い回しになってしまう。
ただ、舌に巣の成分、ワックスが残るので、丸かじりしすぎるとお腹がゆるくなるかも知れない。緩くなっても一度は丸かじりした方がいい。バター付きのライ麦パンにのせたら美味いだろうなあ。
丸一日経っても、あんまり垂れてこない。明日は、もう少し巣を崩してみよう。
急を要する仕事、鶏小屋の増設と苗代作りと春野菜の苗作りとあれとこれと、、、翁長知事の奮闘を祈りつつ。