11月22日の地震

寝入りばなで無防備な着衣だったせいもあり、移住後初めて不安を感じる揺れだった。揺れてる時間もやや長かったから、今避難てことになると寒いよなあ、なんてことを考えていた。揺れが収まってから、村の有線受信機が「大地震です、大地震です」と放送を繰り返す。大地震でしたよ、確かに!と緊張してしばらく続報を待っていたが、それっきりでおしまい。ちょっと肩すかしを喰らったようで可笑しくなってしまった。住民を落ち着かせて、パニックに陥るのを防ぐのが目的だったのかもしれない。

テレビがないのでそれ(大地震です!)以外の情報もなく、疲れていたこともあってすぐ寝てしまった。3.11の時も昼寝をしていて、それこそ命の危険を感じる揺れだったが、何度か余震をやり過ごしたら猛烈な眠気に襲われて再び眠ってしまった。この点に関しては危機管理が全くなっていない。あまりの恐怖で心理的な逃避行動を引き起こしたのだろうか。いや危ない。

少し反省して非常食の備蓄を兼ね、今日は人参を掘り上げた。

ninnjinn

筑摩野五寸。溝播きの播種直後に大雨で土砂をかぶる悲劇があったが、細々ながらの自給には足りる程度に出来たんじゃないか。ガツンと人参の香りがあってとっても甘い。

人参の隣には春に播いて散々虫に食われ、ほとんど茎だけにされたルッコラ(左の列)が素晴らしい復活を示して花盛り、ミツバチの貴重な蜜源になっている。

takana

その隣、聖護院大根と信州高菜。煮てよし、焼いてよし。

とりあえず、種類は少ないが、食糧の備蓄はまあまあ大丈夫。NO業やっててよかった。

takiname

キノコも採(盗)ったる!(by 生き物係)