絶滅危惧の初夏晩春

5月9日 曇り午後時々晴れ夜雨

峠でスリップするのが嫌で先延ばしにしていたタイヤ交換を昨日やっと済ませた。もう寒いことはないだろう。明日は長野市に真夏日予報。春の名残も夏の気配もすっ飛ばして。桐の花とカステラの季節は遠い昔の物語になった。

苗代。ムラが激しいが出揃った。温度は重要です。

発酵がうまくいかなかった生地で鍋焼きパン。酸っぱい具無しおやき。

小麦畑。条間二尺。スギナがいっぱい生えてきたので土を削って寄せる。1列の片側だけでもうイヤになる。明日がんばろう。タマネギも凄まじくスギナに覆い尽くされている。

サツマイモの苗植付け。上田のカインズで購入の鳴門金時7本とパンプキンスウィート4株。たくさん穫れても寒さで傷んでしまうからこれくらいでちょうどいい。干し芋にするズクもないし。

夜は大雨予報なので慌ててあちこち畝立て。「あちこち」じゃNO作業日誌にならない。

降り出した。

暖かさの予感で焦る

晴れ 1/18℃

朝日が東側の杉の壁を越える8時頃までは寒い。ナス科の苗はまだまだ保温が必要。日中、日向の温度計は25℃を越えた。

ツカジイ田をトラクタで起こす。不耕起ではモグラやネズミのトンネル、アリの巣だらけになってしまう。トラクタが入るまでの片付けがまた一苦労。

色々種播きが間に合わない。

昨日植えたじゃがいも。去年種をまいて育てたものの中で一番大きくて形もいい。味はまだ分からない。

本日のブハンカ。ライサワー種200gと湯捏ね粗挽きライ麦300gを一晩寝かせて、ライ麦粉100g、小麦粉100g、塩10g足して9時間発酵、型に詰めて1時間、250℃で45分、型から出して5分焼いた。水は65bp。

 

 

じゃがいもは続く

晴れ 10/22℃

午前中水路U字溝の繋ぎ目補修。麦畑の山側を通る部分から漏れるのが困る。水中硬化じゃないセメントを使ったので、水が滲み出している所はきれいに固まらない。アルカリ分が流れるので稲には良くないかもしれない。その点ではそもそも田んぼの水路にコンクリートが使われているのがよろしくない。コメの味にも影響しているであろう事は、下流の米よりうちの米が断然美味い(殆どの耕作者が自分の米が日本一美味いと思っているが)という事実から明らかである。30年前、東海村の駅から少し海側に歩くと田んぼが広がっていた。真四角に整備され尽くしたコンクリート水路が印象的だった。

午後3時からはヤギのご飯。今日は裏庭に繋牧。合間に忙しく接ぎ木作業。アーモンドをハナモモと梅の台木(元はアーモンドの台木)に、枯死疑惑のサトウカエデをモミジに、栗には栗を。紅玉を忘れた。

晩御飯はタラの芽と椎茸の天麩羅。長湯をしてる間に油が滲み出しちゃった。ごめんなさい。

「肉はないの?」ごめんなさい。

今日は18cm角セルクルでじゃがいもパン。先日はホッカイコガネ、今日はシェリーを使用。おろしじゃがいも430g、強力粉400g、ドライイースト小さじ1/4、塩8g、オリーブオイル10g、胡椒少々。常温10時間発酵。推定240℃で40分、型から外して5分。見た目と香りは上々。しかしストーブ暑い、、、そろそろ平焼きパンの季節だろう。

 

お米が無ければジャガイモを食べたら良いではないか

21日。寒い朝、と感じても長袖シャツを着ておけば上着は要らない。上着を着ても暑いとは思わないだろうが。

昨日、じゃがいも植え付け。タワラマゼラン100個、グランドペチカ80個。俵氏に敬意を表しつつ。

今日は田んぼのあぜ削り。昨年の畦塗りがいい加減だったので畦部分がだれて内側に流れ、植え付け面積が減った。

本日のブハンカはじゃがいもパン。『ドイツパン大全』にカルトフェリブロートが紹介されていて、すりおろしジャガイモを使うらしい事だけ覚えていたので、じゃがいもと小麦粉350gづつ、塩8g、イースト小さじ半分弱、水25cc、230℃で35分。

22日 3/25℃

今日も寒い朝。苗代保温無しなのがちょっと心配。新千本と餅は発芽している。芽が白っぽいのは冷害か?

朝食は煮生地(コッホシュトゥック)パンとじゃがいもパンとじゃがいも。端境期なのでその辺で採ったワラビやウド、タラの芽が野菜代わり。煮生地がうまい。じゃがいもパンは少し硬いが、味は良い。

午前中じゃがいもの植え付け。シェリー80個とホッカイコガネ70個。山際の畑で計330個。ブラックジャっ子さんもツカジィ田で350個植えたと言うので、総計680個。余程のことがない限りじゃがいもは大丈夫だろう。

午後は電柵の支柱を交換するつもりが、鶴嘴を振るうズクがなくてグズグズ過ごす。

今夜は雨予報。今日頑張って田起こしをしたほうが良かったのか、雨をやり過ごして正解だったのか。近年、降るときは徹底的に降る事が多いので、種を播いたばかり、芽が出たばかりの作物の被害が多い。祈ろう。

 

公式発表、震度4

6/25℃

朝、黒パンと白パンとじゃがいも。麦挽きの時間が取れずに市販の粉の白パン。

種じゃがいも干し。芽がごっそり生えている。タワラマゼランが結構残ってた。もっと食べてもよかったかな。

こまめのアクセルワイヤーが錆びついて動かない。毎年春の恒例になりつつある。代掻きに使った後の手入れがなっとらんのだよな。ルブリカント注入して3時間後に復活。明日フィニッシュライン差しとこう。予備ワイヤも買っておいた方がいいだろう。

本日のブハンカ。コッホシュトゥック製法を試してみた。焼き上がりと同時にかなりでかい揺れが来て、地震速報など調べているうちに焦げてしまった。

昼暑くても朝晩は気温が下がる。苗のお世話がもうしばらく続く。

苗箱、苗代へ

晴れ一時曇り 2/26℃

気温は高いが乾燥していて不快感は無い。朝と昼で着る物が全く違うのがちょっと面倒くさい。昨日16日は朝0度で極薄く霜が降りて肌寒い1日だったが。

苗代。苗箱14枚、直播き2枚分くらい。昨日まで寒かったせいか籾の状態はほぼ変わっていない。今日を籾播きとして日数計算する。

冬もそれなりに働いていたつもりだが、暖かくなると運動量も上がるのだろう、疲れて夜早いうちから眠い。

まだ早春

小雨、曇り、午後から晴れ、夕方から雪。4/12℃

昨年のように早春と初夏、晩夏と初冬が直結するとキツい。ホッとする春と秋がはじかれて。

朝は黒パンとじゃがいも。

日当たりが悪い裏庭の蕗の薹が開き始めたのであわてて蕗味噌を作った。フキノトウ(蕗っ玉)20個、ヒマワリ油、豆瓣醤、アガベシロップ。日西中墨競演♫

午前中苗代の草取りと畑の排水路の草取り。ここにもアカハライモリ。

午後ヤギを五里田(地籍の表記はゴリタ。想像で当て字)に放し、ライ麦畑にホワイトルーピンを播く。種が少ないので1列だけ。栽培情報が少ない。播種期は9月から10月と書いてあった。ネットには3月説も。麦と同時期ということか。直根性で湿害に弱い、、、頑張ってもらおう。マイナス5℃にも耐えるらしいが、マイナス10℃が続く冬は厳しいだろう。

苗代とか

寒い(個人的な感想ではありません)。昨日の部落の道普請の慰労会でも、今年は寒いという話だった。春の慰労会でこたつとストーブは初めてか。先週、気が急いて暖候期用の丸刈りにしてしまったので頭から冷える。

体温を上げるために昼御飯は冷蔵庫にあった高カロリーのチョコケーキ。あぐにゃと同じ色。

苗代。雪解けから田んぼが乾く事なく起こしそびれた。一昨日三本鍬で荒起し、昨日の雨を溜めて今日はレーキで均した。苗代用地で越冬してたのか水路から移ってきたのか、レーキで浮いた草をすくうとアカハライモリがついてくる。耕運機を使わなくてよかった。スマホカメラの遠近デフォルメがきつい。

本田もイグサやらセリやらいっぱい生えてきた。これを起こして代掻くとゴッタクで筋付けが容易じゃない。SR農法を試すべきか。

小麦畑。田んぼ跡で水はけが悪い(田んぼなら水持ちが良い)。

ライ麦畑。田んぼ跡地、水はけはまあまあ。まだ畑に見えない。

ここもかしこも数カ月後には緑で埋め尽くされる。毎年繰り返すけど毎年驚く。

 

 

変わらない日々が幸せと思えるほど歳を取ったもんだ

朝食、黒パンとじゃがいも。干柿とオニクルミ入りパンも焼いてみた。7ヶ月超えのピクルスが美味しい。

暴風で曇りがち、たまに晴れ間がのぞくと日差しは暑いくらい。

明後日の道普請に備えて山際の水路の「せんげざらい」。今年は雪が積もって冬場の落ち葉集めができなかったので、水路に落ち葉、枯枝、泥、石ころがギッシリ詰まっている。石ころが詰まっているのは、水路を跨ぐ鹿の通り道が軽く崩落するせい。

午后、あきたこまちの播種。

晩ご飯もパン。黒パンと白パン、大根とトテッキョ(野カンゾウ)と鶏肉の炒め物。黒パンは固いとペーターのおばあさんは言うが、ライ麦か小麦かより、細粗と酵母の違いが大きいように思う。

本日のブハンカと薪オーブン(に使えるストーブ)と発酵器(に使えるSEBの圧力鍋)。ライサワー種100g、ライ麦粉200g、小麦粉300g、水300g、塩10g。15時間発酵。ドイツ基準だと小麦ミックスパンだけど日本では黒(ライ麦)パンで通用するだろう。風味が良くてバターだけあればパクパク食べられる。パレスチナ産のオリーブ油で食べてみたい。

 

 

 

毎日黒パンうれしいな♫

概ね晴れだが風は冷たい1日。今日の籾播き、こがねもち100g。厚播きと薄播き。苗代に播いてた時は下段より薄かった。田んぼ1年くらい休みたいなあと毎年言っている。せめて田植え機使ってもいいんじゃない?でも今年も手植え。

本日のブハンカ。ライ麦小麦半々、フスマをふるって水分は60bp。粉は500g。推定230℃で45分。焼き締まった感じ。焼き上がりが730g。朝食は必ずパン、この大きさだと二人で2日分はある。ラーゲリでは1日に黒パン400gという話を読んだことがある。恐ろしいことである。

蝶のように舞えず、蜂のように働く。