ナス科の育苗の事など

2020年3月11日 晴れ -1/12℃

雪が積もらない冬だったから雪融けもない。心躍らせる太鼓のリズムもラッパの響きもなく、さあ受け取れと迫られもせず、喜んで取りに行くでもなく、しれっと春。それでもフキノトウは少し採ったけど。

厳しい冷え込みもないのでこの数日、ヤギたちは夜間も屋外放牧。雨避けのシートを手直ししたら早速手厳しい点検を受ける。朝までもつかな。

畑のNO作業もぼつぼつ始まっている。

先週麦踏みと麦畑の排水路堀り。掘ってる途中で畦シートが出土して中断。

今月3日、ナス科の芽出し。ポケット催芽は袋がむやみに増えて煩雑だったから、20㎝位のタッパーでいっぺんに7種、猫用の湯たんぽの熱を利用。トマトだけ小袋で2種。品目は、

トマト:サンマルツァーノ(推定)、ブラジルクック、
ナ ス:真黒、小布施丸、
トマトフルーツピーマン、品種不詳のピーマン2種、
タカノツメ、シシトウ。
ナス、ピーマンと一緒に育てるとトマトには暑いのか、発根も発芽も早かった。

品種不詳とか推定というのは、種採り過程で己の記憶力を過信してラベルを付けなかったものたち。さっぱり判らなくなった。ともあれ、長い長い育苗期間が始まった。

一昨日、コッレヴェルデ農園の育苗ハウスを見せてもらったら、キャベツなどアブラナ科の双葉がいっぱい育っていた。そうか、春もキャベツ播いていいんだ、というかナス科より先に播いていいのか、と思うとそわそわして、野口種苗で13種ほど注文してしまった。播き切れるのかよ。

2週間ほど前にエンドウを播いた。忘れないうちに記録しておく。

自分がこんなに忘れっぽくなるとは思わなかった。夜も更けたけれど、少し黙祷。