ヤギの交配とコンタクトインプロ

11月16日(金)晴れ 0/17.5℃

ここ麻績村に、5月連休の名物行事、C.I.N.N.の「東京コンタクトインプロ・フェスティバル」 がやって来る。
なんとなく東京以外でやりたい、と思っていたらしい C.I.N.N.と偶然、波長が合ってしまった。ほとんど空想のように、NO作業が軌道に乗ったらどんな形であれコンタクトインプロのイベントをやりたい、と考えていた。NO作業は全く軌道に乗っていないし、むしろ年々制御不能、泥沼にはまってゆくのだが、こういう偶然は大事にしなければいけない。

東京コンタクトインプロ・フェスティバル 2019 出張 in 麻績村

5月3~5日
麻績村 @麻績学舎、聖高原体育館

講師はイタリアからカテリーナ・モッチョーラ(Caterina Mocciola)、ポーランドからアンジェイ・ヴォジニャク(Andrzej Woźniak)のおふたり。どちらもyoutubeで動画が見られる。ヴォジニャク氏のほうは、同名のサッカー選手がズラズラ出てくるので、検索するときは Contact Improvisation を付ける。

宿泊は聖高原キャンプ場のバンガロー。少し寒い可能性は否定できない。食事は飯盒炊爨(個人的な希望です。どうなるか全然未定)! この項続く。

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昨日とおととい、発情らしいそぶりのヤーをギーの柵に入れた。3週間ほど前、発情したように見えた時も同伴させてみたが、狂ったように襲い掛かるギーから本気で逃げ惑うので、3分くらいで引き離した。

今回もギーは狂ったように襲い掛かったが、ヤーも逃げないでじゃれあう。お互いにお尻の匂いを嗅ぎたがるから2頭でグルグル追いかけっこ、延々と回り続ける。ちびくろサンボのバターを思い出した。ギー臭いバターはいやだなあ(そういえば羊の油の事をギーというんじゃなかったかなあ)。

やがて、頭だろうが脇腹だろうがお構いなしに交接を挑みだすギー。舌をベロベロさせてヤーを舐めまくりながらホホー、ホーと吼える(ちなみに中信のおじさんたちも言葉の合間にホー、ホーと言う。麻績村ではへーが普通)。ヤーにのしかかったかと思うと腰砕けになるギー。急に倒れて悶絶してみたり。2年ぶりの喜びの表現は実に多彩だ。

二日間頑張って、どうにか上手くいったんじゃないかと思う。ならば出産は4月半ば。春のNO作業が一気に始まる頃合い。インプロ・フェスの直前。てんやわんやしてるところに仔ヤギがぴょんぴょん。

大丈夫か?あんまり大丈夫じゃない気がするよ。