田植えと共謀罪、2017

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田植えが終わった。今年は記録写真が全然ない。前回の投稿から今日まで一枚も撮らなかった。

今年の田植えの概要について。

・みのる式ポット育苗。直播よりも徒長気味だが、苗取りを省略できて助かった。

・耕運機を導入(何たる堕落!寄る年波には勝てんよ)、育苗期に粗起こし。土塊をしっかり乾燥させて再度細かく耕起する予定が、大雨で中止。

・ごろんごろん土のまま入水。高低差が20cmくらいあったので、ひたすら踏みつける。耕運機で代掻きもしてみようと目論んでいたが、入口に近い部分が泥沼になってしまい、耕運機が侵入不可能で中止。絶対に沈むという確信があった訳ではないが、以前、隣の田んぼでトラクターが泥にはまって半分沈んだのを見ているので冒険できなかった。年じゃのう。いくら踏んでも粘土の塊はこなれない。入水から一週間もすると草だらけになった。マツバイは田んぼの表面を隈なく覆い尽くそうとする奴らだが、ごろ土で表面積が増えた分、いつもより総量が増えた。

・35日の3.5~4葉で植え始め。植えながら踏んだりこねたりして除草、泥均し。

例年の3倍のスピードで植えた筈だが、ヤギの世話があるぶん、一日かかりっきりにもできず、結局一週間かかった。日に日に苗が大きくなるのが分かった。

もっといろいろ反省点があった筈だが、よっぽどこたえた事じゃないと忘れちゃうね。現場に立つと思い出すんだけど。冬の間にプランを立てるとか、段取りってやつが苦手で困る。本当に困る。

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こうしている間にも共謀罪が現実のものになりつつある。この法律がどれだけ「本当の」犯罪防止の役に立つかは知らん。捜査の対象にはならないよ、怖くないよ、と嘘臭い顔に説明してもらった「一般人」がビビッてますますいい子になるのは確実じゃろう。

だいたい「テロ等準備罪」、等ってなんじゃ?こりゃ単に「準備罪」じゃろ。実際には、準備してる、とか準備してんじゃねえのけ?とか勘繰られたら立派な捜査対象になるんじゃ。その捜査のための盗聴やら、抗議を受けた時の情報隠しにお墨付きを与える法律もこの間、着々と整えられてきたじゃろが。ま、情報隠しに関しては法律なんか持ち出すまでもなく、そんなもん知らんと居直るのがこの頃の政府の流儀みたいじゃがのう。はあそうですか、とすぐに引っ込むのも下々の流儀じゃがな。馬鹿か。

どんな批判を受けても「そういうことは一切ない」とか「批判は全くあたらない」としか答えなくなった国政のトップ。”「安倍一強」といわれる、、、”なんて文言をいやになるほどマスコミが垂れ流しておるが、誰が「安倍一強」なんぞと言っとるんじゃ。お前らが話題を捏造しとるだけじゃろが。いや、腹が立ってつい歳を取ってしまった。ゴホゴホ、ウォッホン。

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諦めるのを、あきらめをその性とするのを待っている。ヌクヌクとした奴隷の群れになるのを。