間田植え期

つい一昨日までカラカラの日照り、今年も空梅雨かと思っていたら昨日は一日雨。「伸びられる日」を迎えた草が一気に伸びた。

1日から始めた田植えが10日に終わった。途中で休みの日があったわけでもなく、10日間掛かってしまった。原因は強粘土苗代の苗取りの手間、植えながら田んぼ一面に広がっていたマツバイの草取り、固い不耕起田んぼ。棒で穴をあけながら草取りしながら植え付けた。苗代を疎植にし過ぎて苗は田んぼ半分で終わり、隣村の有機農家2軒からもらった苗を植えた。

「うっちゃん農園」からもらったのはミノル式ポット苗。20~25cmの大苗で、これは画期的に植え易い。「コッレヴェルデ自然農園」からは通常の箱苗、ただし、無肥料育苗というこだわりもの。無肥料で我慢して育った証の背の低さ。深水管理の田んぼで溺れそうになりながら頑張って活着中(希望)。

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終了記念写真を撮ろうとしたら急に霧が上ってきた。何かの兆しか。苗代部分がまだ空いているので、明日、やはり頂き物の慣行栽培のアキタコマチを植えてみようか。

17日からは坂井の「たきちゃん自然農園」―筑北村の有機農家は名前が似てますね。有機農家は全国的に「○○自然農園」が多いけど―でまた田植え。今度はモチ3種。こちらも苗数が心配で、「ふたごや農園」から苗を頂いてある。もう2週間近く苗代の脇に活けてあるが、若干老化気味に見える。あと3日頑張ってもらいたい。これはクワガタです。

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2016年の田植え

2016年6月1日(水) 寒い/暑い℃

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今年も田植えが始まった。例年になく苗取りが順調で、うまくいけば5日くらいで終わるかもしれない。発芽率が悪くて薄播き状態になったせいで一本いっぽんの苗は大きい。

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苗不足を心配して有機農家の苗のみならず、慣行栽培の苗まで頂いてきたので、数はたっぷりある。いざ始まってみると、すべて一本植えなら自家苗だけでギリギリ間に合いそうだ。沢山あるから、状態の悪い所には比較的小さめの苗を3~4本ごそっと植える。

冬期湛水、不耕起の泣き所、田植え前の草取りに今年も泣いた。春先に溜池の工事の影響で水が来なかった時期があり、深水に弱い雑草がどっさり生えた。そこでアイガモン。

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田植えした後の初期除草に最適らしい。上の画像では田植え後、のように見えるが実は田植え前、稲のようにきれいに生えているのは多分、スズメノテッポウという雑草。うちみたいな、代掻かないで草もすっかり伸びちゃった強粘土の田んぼには使いづらい。なにより、田んぼの生き物の大虐殺だ。排気ガスを吸いながら、これなら手で取った方が楽だよ、と思ったが、腰の為には、少しは楽だったかもしれない。

いろいろと先は長い。