燻炭と種蒔き始め

2016年4月2日(土)晴れ 3.5/21℃

4/1・籾殻燻炭作り

kunntan

例年、自動燻炭製造器(?)をかぶせる前の焚火がおとなしすぎて、出来上がりに大変時間が掛かっているので、今年は大きめに燃やしてみた。このところ中信地方に延焼火災をもたらしているらしい春の強風にあおられてどんどん燃える。

籾殻を投入した後の燃え方も激しい。通常、籾殻投入後数分で青く透き通ってくる煙が、いつまでも白く豊かに立ち上り続ける。煙突際がすぐに真っ黒焦げになってしまう。

1時間くらいして少し掘ってみると、中心部は明らかに燃え過ぎだ。軽く切り返して五分焼けになり、もう少しだけ加熱しようと思い、待ち時間で薪割り斧の楔を作っていたらちょっと熱中して燻炭の焼き加減が頭から飛んでしまった。

もうもうと煙る白い煙に気付いてあわてて見に行くと、全体真っ黒、自動燻炭製造器を外したら、完全に焼き過ぎになっていた。こりゃ半分灰になっちまったとあきらめていたら、生き物係さんが生籾殻を持ってきて混ぜろと言う。そんな事言うなら自分で持ってきなよと何故かデカい態度にでる。俺個人の精神の調和の為に、二人の調和がちょっぴり犠牲になった。

追加した籾殻を余熱で焼いて、いいところで水をかけて消火する。消した心算が、しつこく燻り続ける。自動燻炭製造器を外す前に、煙突からジャンジャカ水を入れて中心の炭を完全に消化したらどうかと思う。いやどうかな。

今日はナス科の種蒔き。
ブラジルクックトマト、真黒ナス、小布施ナス、自生えピーマン、トマトフルーツピーマン、浪野ピーマン、鷹の爪。

デキる農家は3月頭に播いてハウス等で保温育苗するようだ。亀山郁夫のドストエフスキー新訳シリーズ、あげくは『新カラマーゾフの兄弟』にやられて夜更かしの毎日、今年もデキなかった。朝にやらなければいけない訳でもないから、これは言い訳だ。